最近の音楽趣向 〜くるり編〜
2002年3月16日今回は大好きな音楽の話。
ここ最近僕がよく聞いているのが、
くるりとドーベルマン・インクだ。
今回は比較的メジャーなくるりについて。
音楽好きな人はもちろん、そうでない人
の間にもかなり浸透してきたであろうくるり。
今回のワ―ルズエンドスーパーノヴァの
クリップもかなりオンエアされてたし。
僕がくるりの名前を聞いたのは
今から4年ほど前だったろうか?
その当時「東京」という曲がリリースされ、
まわりがやたら騒いでいた。
しかし当時の僕にはそんなに心に
響くことも無く時間が過ぎた。
去年のことだったか?
フジロックの映像を見ていた時のことだった。
「ばらの花」という曲の映像は衝撃だった。
そのバラードでモッシュ、ダイブを
繰り返すオーディエンスの様。
しかし、そのモッシュはここ数年間の
ファッション、イベント化し、
起こることが当たり前になった
メロコア、ハードコアモッシュの持つ
憂鬱は一切感じられなかった。
それは人がとてつもなく
感動し、興奮した時に起こるべき
モッシュ、ダイブだったからだ。
そしてバンドの映像がまたよかった。
決して過剰なテクニックなどは無い。
しかし、陶酔したようなバンドの面々。
その後、TEAM ROCK、
さよならストレンジャーと音源を
聞いていくうちに感じていったのは
彼らの音楽と詩は不可分一体である
岸田氏の詩の魅力である。
彼は強い男だと思う。行動力もある。
そうでなければ音源なんてだせっこない。
しかしもともと強い男か?というと
そうではないと思う。
彼はもともとどうしようも無いくらい
弱く、臆病な男なのだろう。
しかしそこから「どうにかしなくちゃ」
というところに、彼らの詩の原点がある。
あえて彼らは詩の原点に
自らの強さの原点を持ってきているのだ。
おそらくそういう手法で
自分の弱さを見せ付けることは
彼なりのオーディエンスに対する配慮。
殆どの人はそんなに強くはないからだ。
音に関してはあれだけ先鋭的であっても
えらぶっている感じはしない。
弱者を受けていれてくれる音楽。
だからこそ僕らもすんなりと彼の主張を
受けとめられる。
くるりのファンはほぼ間違い無く、
音だけでなく、彼の主張を受けとめている。
えらそうに自分を語り、
中身の無い主張を押し付けるアーティスト。
主張やアーティスト自身は受け入れず、
ブームとグルーブのみに呼応する客。
一部で(あくまで一部)おおはやりのHIPHOPや
ミクスチャー、メロコア、スカコアシーンの
虚構はここには無い。
アーティストとファンの良好な関係が
そこにはある。
ここ最近僕がよく聞いているのが、
くるりとドーベルマン・インクだ。
今回は比較的メジャーなくるりについて。
音楽好きな人はもちろん、そうでない人
の間にもかなり浸透してきたであろうくるり。
今回のワ―ルズエンドスーパーノヴァの
クリップもかなりオンエアされてたし。
僕がくるりの名前を聞いたのは
今から4年ほど前だったろうか?
その当時「東京」という曲がリリースされ、
まわりがやたら騒いでいた。
しかし当時の僕にはそんなに心に
響くことも無く時間が過ぎた。
去年のことだったか?
フジロックの映像を見ていた時のことだった。
「ばらの花」という曲の映像は衝撃だった。
そのバラードでモッシュ、ダイブを
繰り返すオーディエンスの様。
しかし、そのモッシュはここ数年間の
ファッション、イベント化し、
起こることが当たり前になった
メロコア、ハードコアモッシュの持つ
憂鬱は一切感じられなかった。
それは人がとてつもなく
感動し、興奮した時に起こるべき
モッシュ、ダイブだったからだ。
そしてバンドの映像がまたよかった。
決して過剰なテクニックなどは無い。
しかし、陶酔したようなバンドの面々。
その後、TEAM ROCK、
さよならストレンジャーと音源を
聞いていくうちに感じていったのは
彼らの音楽と詩は不可分一体である
岸田氏の詩の魅力である。
彼は強い男だと思う。行動力もある。
そうでなければ音源なんてだせっこない。
しかしもともと強い男か?というと
そうではないと思う。
彼はもともとどうしようも無いくらい
弱く、臆病な男なのだろう。
しかしそこから「どうにかしなくちゃ」
というところに、彼らの詩の原点がある。
あえて彼らは詩の原点に
自らの強さの原点を持ってきているのだ。
おそらくそういう手法で
自分の弱さを見せ付けることは
彼なりのオーディエンスに対する配慮。
殆どの人はそんなに強くはないからだ。
音に関してはあれだけ先鋭的であっても
えらぶっている感じはしない。
弱者を受けていれてくれる音楽。
だからこそ僕らもすんなりと彼の主張を
受けとめられる。
くるりのファンはほぼ間違い無く、
音だけでなく、彼の主張を受けとめている。
えらそうに自分を語り、
中身の無い主張を押し付けるアーティスト。
主張やアーティスト自身は受け入れず、
ブームとグルーブのみに呼応する客。
一部で(あくまで一部)おおはやりのHIPHOPや
ミクスチャー、メロコア、スカコアシーンの
虚構はここには無い。
アーティストとファンの良好な関係が
そこにはある。
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