「絶望の果てに 希望を見つけたろ ?」(GD編)
2002年3月28日自己分析、エントリーシート、SPI、面接、ほぼ全てで苦しみ、
30社以上落選、自殺も考えた僕だったが、
唯一苦労もせず、一つも外さなかった選考形式がある。
それがGDことグループディスカッションである。
現在就職選考によく用いられる方法で、
4〜10人前後の学生に、一つのお題を与え、
それを学生同士で討論させ結論を出させ、
そのサマを人事が横で見て、評価するという代物である。
このGDで出た点数が後々も引っ張られるという、
面接に次ぐ、もしくは同レベルの重要な試験である。
ここまでこの形式が重要視されるのは
おそらく面接が「商談」「プレゼン」の原型であるのに対し、
このGDは「会議」の原型的な存在だからであろう。
一つの課題に対し複数の人間が知恵を絞って新しい答えを出す。
この「会議」ができることこそが企業形態の価値の一つであり、
個に対する最大の強みだからだ。と思われる。
僕は他のことでは散々苦労させられたが、
この選考で落とされる事は1回もなかった。
内定をもらった会社の中で、
各選考における評価点数を教えてくれる会社が2社あり、
その2社の内容は共通していて、20項目くらいのうち、
「態度・姿勢が0点。他は満点。GDは1位通過です。」
というエラく嬉しい内容であった。
このGDの評価基準は会社によって様々だが、
「自分なりの視点から出てきた意見」が最重要。
まずはその人が会議にいることに意味があるかどうかだ。
あとはプレゼンでも同じだが、「具体的な根拠を付けて説明し、
相手に自分の意見・主張を理解させられるか」ということ。
一生懸命しゃべってるわりに何を言ってるのか
イマイチわからない人をよく見かけたものだ。
その場が利益生産団体の会合であることを意識して、
「゛最終的に"利益に対して前向きな答え」が出せるようにする。
会議がやたら人道や環境に走り始めたら
あまり向こうの気に障らないように本筋に戻す。
そして余裕があるなら、他人が前記のようなことが
できずに混乱している時は「例えばこういうことですか?」
とか具体的なことをいって「助け船」を出してやる。
(助けだと気付いてくれる人は少ないが)
あくまでも「個人でなく会議体であること」を意識する。
ここで見放したら会議体の意味がないのである。
またこれもできる場合ならばであるが
一人の意見がどんな凄くてもそれのみが正しいことはない。
細かいところは他の人間の意見を取り入れ、
その日の時点で考えられる最良の状態まで持っていく。
これはちょうど就活中にGD対策として
僕がノートに考えていたことえをメモしていたものに
わかりやすく解説など書き加えたものである。
今見ても、未熟な部分もあるにはあるが、
GD経験がまだない時点でここまで書けていたのは
我ながら驚きである。
なぜ、このGDに関しては他に比べてできていたか
については思い当たる節がある。
仲間内、サークルなどで何回か経験した
「クラブイベントのオーガナイズ」である。
むかしSKATE/SPORTS/MUSIC/FASHON
をテーマにした某サークルの幹部をやっていて、
そこでイベントを打ったときの経験が生かされた。
イベントは金銭リスクを皆で分担するものなので
話は前向きにしていかざるを得ない。
色んな人種がいるから一人の意見のみを
採用するわけにはいかず、色んな要素を取り入れつつ、
なおかつ来てくれる人のために
ある程度まとまったイベントを構成することを念頭に
それこそ罵倒し合いながら厳しい会議をこなしていった。
何回かイベントを打ち、イベント的には成功したが、
最期にはイベントが原因で人間関係が破綻した。
それについてさんざん悩み・考えた。
「あの時僕は他に何ができたんだろうか」
それが無意識のうちに血となり肉となり、
就活のGDで大いに役に立ったというわけだ。
学生時代の最も辛い経験が
僕に大きな武器を与えていてくれたのだ。
「絶望の果てに 希望をみつけたろ?」
(ワ―ルズエンド・スーパーノヴァ/くるり)
30社以上落選、自殺も考えた僕だったが、
唯一苦労もせず、一つも外さなかった選考形式がある。
それがGDことグループディスカッションである。
現在就職選考によく用いられる方法で、
4〜10人前後の学生に、一つのお題を与え、
それを学生同士で討論させ結論を出させ、
そのサマを人事が横で見て、評価するという代物である。
このGDで出た点数が後々も引っ張られるという、
面接に次ぐ、もしくは同レベルの重要な試験である。
ここまでこの形式が重要視されるのは
おそらく面接が「商談」「プレゼン」の原型であるのに対し、
このGDは「会議」の原型的な存在だからであろう。
一つの課題に対し複数の人間が知恵を絞って新しい答えを出す。
この「会議」ができることこそが企業形態の価値の一つであり、
個に対する最大の強みだからだ。と思われる。
僕は他のことでは散々苦労させられたが、
この選考で落とされる事は1回もなかった。
内定をもらった会社の中で、
各選考における評価点数を教えてくれる会社が2社あり、
その2社の内容は共通していて、20項目くらいのうち、
「態度・姿勢が0点。他は満点。GDは1位通過です。」
というエラく嬉しい内容であった。
このGDの評価基準は会社によって様々だが、
「自分なりの視点から出てきた意見」が最重要。
まずはその人が会議にいることに意味があるかどうかだ。
あとはプレゼンでも同じだが、「具体的な根拠を付けて説明し、
相手に自分の意見・主張を理解させられるか」ということ。
一生懸命しゃべってるわりに何を言ってるのか
イマイチわからない人をよく見かけたものだ。
その場が利益生産団体の会合であることを意識して、
「゛最終的に"利益に対して前向きな答え」が出せるようにする。
会議がやたら人道や環境に走り始めたら
あまり向こうの気に障らないように本筋に戻す。
そして余裕があるなら、他人が前記のようなことが
できずに混乱している時は「例えばこういうことですか?」
とか具体的なことをいって「助け船」を出してやる。
(助けだと気付いてくれる人は少ないが)
あくまでも「個人でなく会議体であること」を意識する。
ここで見放したら会議体の意味がないのである。
またこれもできる場合ならばであるが
一人の意見がどんな凄くてもそれのみが正しいことはない。
細かいところは他の人間の意見を取り入れ、
その日の時点で考えられる最良の状態まで持っていく。
これはちょうど就活中にGD対策として
僕がノートに考えていたことえをメモしていたものに
わかりやすく解説など書き加えたものである。
今見ても、未熟な部分もあるにはあるが、
GD経験がまだない時点でここまで書けていたのは
我ながら驚きである。
なぜ、このGDに関しては他に比べてできていたか
については思い当たる節がある。
仲間内、サークルなどで何回か経験した
「クラブイベントのオーガナイズ」である。
むかしSKATE/SPORTS/MUSIC/FASHON
をテーマにした某サークルの幹部をやっていて、
そこでイベントを打ったときの経験が生かされた。
イベントは金銭リスクを皆で分担するものなので
話は前向きにしていかざるを得ない。
色んな人種がいるから一人の意見のみを
採用するわけにはいかず、色んな要素を取り入れつつ、
なおかつ来てくれる人のために
ある程度まとまったイベントを構成することを念頭に
それこそ罵倒し合いながら厳しい会議をこなしていった。
何回かイベントを打ち、イベント的には成功したが、
最期にはイベントが原因で人間関係が破綻した。
それについてさんざん悩み・考えた。
「あの時僕は他に何ができたんだろうか」
それが無意識のうちに血となり肉となり、
就活のGDで大いに役に立ったというわけだ。
学生時代の最も辛い経験が
僕に大きな武器を与えていてくれたのだ。
「絶望の果てに 希望をみつけたろ?」
(ワ―ルズエンド・スーパーノヴァ/くるり)
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