「絶望の果てに 希望をみつけたろ ?」(本当の自分編)
2002年3月29日さて就活3部作の最期を飾る今作は
就活している僕の友人全てに贈る言葉です。
就活している友人に一人一人会って話することが困難ため
こうして日記の3日分を使い、代えさせてもらいます。
「あなたは学生時代、何をしていましたか?」
思わず言葉に詰まってしまう人も多いだろう。
好き勝手に、気ままにやってきたんだろう。
学生という名の自由過ぎる身分で。
何か一つのことに打ちこんだ人もいるだろうし、
いろいろ手を出しつづけた人もいるだろう。
逆に家にこもりつづけた人もいるだろう。
とにかく自分の思うままにやってきたんだろう。
「ありきたりな学生生活だった。」
ほんとにそうなのか?
さらっと文章にまとめた程度の自己分析を眺めて
自分の人生を、自分の能力を小バカにしていないか?
自分自身に対して随分失礼じゃないか?
一つ一つの行動、一つの発言、一つの出会い、
一つの考察、一つの発想、一つの成果・・・
全て含めて全く同じ人間がこの世にいると思うのか?
「何もしてこなかった。」
本当に何もしてなかったのか?
眠ってただけじゃないんだろ?
ごろごろしてる家の中で何かを見たんじゃないのか?
友人とファミレスで喋ってる時に何か考えたんじゃないのか?
スケートしてる時に見た世界は違った色をしてたんじゃないのか?
ケンカばかりの毎日で培ったのは体力だけかい?
やってみたいことは本当に何もないのかい?
言えることを隠してないかい?
ヤクルトの古田捕手は知っていると思う。
彼の通っていた高校は公立で練習は17時までだった。
それはその時点では弱み以外の何物でもなかった。
彼は練習後も家に帰って野球のことばかり考えていた。
そんな生活の中で彼は色んな物を貯めこんでいった。
彼は自分で気がついたのさ。何が自分のとりえだってことに。
だからこそ今現在も、試合の後に練習の後に、
気付いたことをノートにまとめて、また考え続けているのさ。
僕の友人のM君は皆知らないと思う。
彼は学生時代池袋でバイトでキャッチをしていて、
休みはやっぱり池袋でナンパばかりしていたんだって。
就活をはじめた頃はそれを隠そうとしていたのさ。
でも落ち続ける中でとうとう腹をくくったのさ「それが自分だ」って。
「池袋で何でもキャッチできます」(たしかこんなPR)
という一見無茶苦茶なPRをわめき散らして、
T大3人H大一人(そいつはH大)の最終を勝ちぬいて
最大手美術系内装会社に内定したのさ。
これは僕も知らない人なのだが、
彼は学生時代家でごろごろばかりしてたんだって。
とてもじゃないけど、言いにくいと思うよ。
ほんとに3年間ごろごろし続けたんだから。
でも彼は気付いたのさ、そこで誰も見てないものを見ていた自分に。
かれは「ごろごろし続けた人間」だからこそでてくる発想で
新商品と販売方法をプレゼンして
誰もがうらやむ超人気メーカーSに内定したのさ。
もちろんみんなさんざん自分の人生を掘り下げて
そこから何がやっていけるか真剣に考えたに違いない。
うまく説明できる方法も身につけていったに違いない。
でもPRすべき自分はそんなところにあったんだよ。
全員が全員じゃないよ。
だけど僕は少なくともそうだったし、上記の3人もそうだったと思う。
一見隠したいようなどうしようもないところに
自分自身と自分の未来があったのさ。
時間の無駄になるんじゃないかと恐れてないで、
君の足元に転がっている「それ」をもう一回拾い上げてみれば。
君が隠したがってる、フタをしようとしてしまってる「それ」だよ。
そこにこそひとかけらの希望が隠されてるんじゃないのか。
「絶望の果てに 希望をみつけたろ?」
(ワ―ルズエンド・スーパーノヴァ/くるり)
就活している僕の友人全てに贈る言葉です。
就活している友人に一人一人会って話することが困難ため
こうして日記の3日分を使い、代えさせてもらいます。
「あなたは学生時代、何をしていましたか?」
思わず言葉に詰まってしまう人も多いだろう。
好き勝手に、気ままにやってきたんだろう。
学生という名の自由過ぎる身分で。
何か一つのことに打ちこんだ人もいるだろうし、
いろいろ手を出しつづけた人もいるだろう。
逆に家にこもりつづけた人もいるだろう。
とにかく自分の思うままにやってきたんだろう。
「ありきたりな学生生活だった。」
ほんとにそうなのか?
さらっと文章にまとめた程度の自己分析を眺めて
自分の人生を、自分の能力を小バカにしていないか?
自分自身に対して随分失礼じゃないか?
一つ一つの行動、一つの発言、一つの出会い、
一つの考察、一つの発想、一つの成果・・・
全て含めて全く同じ人間がこの世にいると思うのか?
「何もしてこなかった。」
本当に何もしてなかったのか?
眠ってただけじゃないんだろ?
ごろごろしてる家の中で何かを見たんじゃないのか?
友人とファミレスで喋ってる時に何か考えたんじゃないのか?
スケートしてる時に見た世界は違った色をしてたんじゃないのか?
ケンカばかりの毎日で培ったのは体力だけかい?
やってみたいことは本当に何もないのかい?
言えることを隠してないかい?
ヤクルトの古田捕手は知っていると思う。
彼の通っていた高校は公立で練習は17時までだった。
それはその時点では弱み以外の何物でもなかった。
彼は練習後も家に帰って野球のことばかり考えていた。
そんな生活の中で彼は色んな物を貯めこんでいった。
彼は自分で気がついたのさ。何が自分のとりえだってことに。
だからこそ今現在も、試合の後に練習の後に、
気付いたことをノートにまとめて、また考え続けているのさ。
僕の友人のM君は皆知らないと思う。
彼は学生時代池袋でバイトでキャッチをしていて、
休みはやっぱり池袋でナンパばかりしていたんだって。
就活をはじめた頃はそれを隠そうとしていたのさ。
でも落ち続ける中でとうとう腹をくくったのさ「それが自分だ」って。
「池袋で何でもキャッチできます」(たしかこんなPR)
という一見無茶苦茶なPRをわめき散らして、
T大3人H大一人(そいつはH大)の最終を勝ちぬいて
最大手美術系内装会社に内定したのさ。
これは僕も知らない人なのだが、
彼は学生時代家でごろごろばかりしてたんだって。
とてもじゃないけど、言いにくいと思うよ。
ほんとに3年間ごろごろし続けたんだから。
でも彼は気付いたのさ、そこで誰も見てないものを見ていた自分に。
かれは「ごろごろし続けた人間」だからこそでてくる発想で
新商品と販売方法をプレゼンして
誰もがうらやむ超人気メーカーSに内定したのさ。
もちろんみんなさんざん自分の人生を掘り下げて
そこから何がやっていけるか真剣に考えたに違いない。
うまく説明できる方法も身につけていったに違いない。
でもPRすべき自分はそんなところにあったんだよ。
全員が全員じゃないよ。
だけど僕は少なくともそうだったし、上記の3人もそうだったと思う。
一見隠したいようなどうしようもないところに
自分自身と自分の未来があったのさ。
時間の無駄になるんじゃないかと恐れてないで、
君の足元に転がっている「それ」をもう一回拾い上げてみれば。
君が隠したがってる、フタをしようとしてしまってる「それ」だよ。
そこにこそひとかけらの希望が隠されてるんじゃないのか。
「絶望の果てに 希望をみつけたろ?」
(ワ―ルズエンド・スーパーノヴァ/くるり)
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