最近の音楽趣向 〜ドーベルマン・インク編〜
2002年3月17日ここ数年のHIPHOPのムーブメントは
従来の概念を一掃するような
新HIPHOPの誕生に端を発する。
3年ほど前のBLUEHERBとSINGO2である。
ただそれ以降は昔と何ら変わらない
ような物ばかりが量産されているのは否めない。
しかし、ベタな作りの音源の中でも
NITROなどの素晴らしい音源もそれなりに出て、
今日までブームが続いてるという状況か。
そんな中、期待できるニューカマーが登場した。
その名も「ドーベルマン・インク」である。
ご存知ない方も多いだろう。
関西で活動しているユニットで
3DJ、5MC、1トラックメーカー
という形を取っている9人組である。
昨年12月に自主制作でアルバムを
発売し、わずか3ヶ月で5000枚を突破。
今や日の昇る勢いの集団である。
この音源を聴くと、多くの人は
「全然ありきたりのHIPHOPじゃん」
と思うかもしれない。
特にSOUND面やDJ、MC技術については
従来のHIPHOPのやり方を踏襲している。
詩の内容もBLUEHERBやSINGO2
とくらべて浮き上がるものはない。
結論からいいましょう。
「統一された雰囲気の危なっかしさ」
が彼らの魅力です。
MC5人それぞれ個性もあるんだけど、
持ってる暗さ、甘さがある程度統一されてる
「1枚岩」的なMC。
これが一人一人完全に独立した個性の
MC軍団NITROの最大の違いであり、
彼らの強みである。
あとは危なっかしさ、悪さ。
これは一昔前のやくざ的、あるいは
ヤンキー的な時代錯誤もはなはだしい「危なさ」ではない。
もしかしたら、クラブでクスリを売りさばいてるような、
ヘンな電話代理業を営んでるような
ビジネス的で現代的な、それでいて都会的な、
もしかしたらすぐそこにあるような浸透性の高い
「危なさ」なのである。
やり方、音、技術は従来どおりも
非常に現代的に感じるのはそのせいだろう。
彼らのもつ暗い雰囲気は
今まさに日本の若い世代の
すぐ側にある暗さなのである。
その雰囲気を受け入れられるかどうかが
彼らの評価につながっていくだろう。
従来の概念を一掃するような
新HIPHOPの誕生に端を発する。
3年ほど前のBLUEHERBとSINGO2である。
ただそれ以降は昔と何ら変わらない
ような物ばかりが量産されているのは否めない。
しかし、ベタな作りの音源の中でも
NITROなどの素晴らしい音源もそれなりに出て、
今日までブームが続いてるという状況か。
そんな中、期待できるニューカマーが登場した。
その名も「ドーベルマン・インク」である。
ご存知ない方も多いだろう。
関西で活動しているユニットで
3DJ、5MC、1トラックメーカー
という形を取っている9人組である。
昨年12月に自主制作でアルバムを
発売し、わずか3ヶ月で5000枚を突破。
今や日の昇る勢いの集団である。
この音源を聴くと、多くの人は
「全然ありきたりのHIPHOPじゃん」
と思うかもしれない。
特にSOUND面やDJ、MC技術については
従来のHIPHOPのやり方を踏襲している。
詩の内容もBLUEHERBやSINGO2
とくらべて浮き上がるものはない。
結論からいいましょう。
「統一された雰囲気の危なっかしさ」
が彼らの魅力です。
MC5人それぞれ個性もあるんだけど、
持ってる暗さ、甘さがある程度統一されてる
「1枚岩」的なMC。
これが一人一人完全に独立した個性の
MC軍団NITROの最大の違いであり、
彼らの強みである。
あとは危なっかしさ、悪さ。
これは一昔前のやくざ的、あるいは
ヤンキー的な時代錯誤もはなはだしい「危なさ」ではない。
もしかしたら、クラブでクスリを売りさばいてるような、
ヘンな電話代理業を営んでるような
ビジネス的で現代的な、それでいて都会的な、
もしかしたらすぐそこにあるような浸透性の高い
「危なさ」なのである。
やり方、音、技術は従来どおりも
非常に現代的に感じるのはそのせいだろう。
彼らのもつ暗い雰囲気は
今まさに日本の若い世代の
すぐ側にある暗さなのである。
その雰囲気を受け入れられるかどうかが
彼らの評価につながっていくだろう。
最近の音楽趣向 〜くるり編〜
2002年3月16日今回は大好きな音楽の話。
ここ最近僕がよく聞いているのが、
くるりとドーベルマン・インクだ。
今回は比較的メジャーなくるりについて。
音楽好きな人はもちろん、そうでない人
の間にもかなり浸透してきたであろうくるり。
今回のワ―ルズエンドスーパーノヴァの
クリップもかなりオンエアされてたし。
僕がくるりの名前を聞いたのは
今から4年ほど前だったろうか?
その当時「東京」という曲がリリースされ、
まわりがやたら騒いでいた。
しかし当時の僕にはそんなに心に
響くことも無く時間が過ぎた。
去年のことだったか?
フジロックの映像を見ていた時のことだった。
「ばらの花」という曲の映像は衝撃だった。
そのバラードでモッシュ、ダイブを
繰り返すオーディエンスの様。
しかし、そのモッシュはここ数年間の
ファッション、イベント化し、
起こることが当たり前になった
メロコア、ハードコアモッシュの持つ
憂鬱は一切感じられなかった。
それは人がとてつもなく
感動し、興奮した時に起こるべき
モッシュ、ダイブだったからだ。
そしてバンドの映像がまたよかった。
決して過剰なテクニックなどは無い。
しかし、陶酔したようなバンドの面々。
その後、TEAM ROCK、
さよならストレンジャーと音源を
聞いていくうちに感じていったのは
彼らの音楽と詩は不可分一体である
岸田氏の詩の魅力である。
彼は強い男だと思う。行動力もある。
そうでなければ音源なんてだせっこない。
しかしもともと強い男か?というと
そうではないと思う。
彼はもともとどうしようも無いくらい
弱く、臆病な男なのだろう。
しかしそこから「どうにかしなくちゃ」
というところに、彼らの詩の原点がある。
あえて彼らは詩の原点に
自らの強さの原点を持ってきているのだ。
おそらくそういう手法で
自分の弱さを見せ付けることは
彼なりのオーディエンスに対する配慮。
殆どの人はそんなに強くはないからだ。
音に関してはあれだけ先鋭的であっても
えらぶっている感じはしない。
弱者を受けていれてくれる音楽。
だからこそ僕らもすんなりと彼の主張を
受けとめられる。
くるりのファンはほぼ間違い無く、
音だけでなく、彼の主張を受けとめている。
えらそうに自分を語り、
中身の無い主張を押し付けるアーティスト。
主張やアーティスト自身は受け入れず、
ブームとグルーブのみに呼応する客。
一部で(あくまで一部)おおはやりのHIPHOPや
ミクスチャー、メロコア、スカコアシーンの
虚構はここには無い。
アーティストとファンの良好な関係が
そこにはある。
ここ最近僕がよく聞いているのが、
くるりとドーベルマン・インクだ。
今回は比較的メジャーなくるりについて。
音楽好きな人はもちろん、そうでない人
の間にもかなり浸透してきたであろうくるり。
今回のワ―ルズエンドスーパーノヴァの
クリップもかなりオンエアされてたし。
僕がくるりの名前を聞いたのは
今から4年ほど前だったろうか?
その当時「東京」という曲がリリースされ、
まわりがやたら騒いでいた。
しかし当時の僕にはそんなに心に
響くことも無く時間が過ぎた。
去年のことだったか?
フジロックの映像を見ていた時のことだった。
「ばらの花」という曲の映像は衝撃だった。
そのバラードでモッシュ、ダイブを
繰り返すオーディエンスの様。
しかし、そのモッシュはここ数年間の
ファッション、イベント化し、
起こることが当たり前になった
メロコア、ハードコアモッシュの持つ
憂鬱は一切感じられなかった。
それは人がとてつもなく
感動し、興奮した時に起こるべき
モッシュ、ダイブだったからだ。
そしてバンドの映像がまたよかった。
決して過剰なテクニックなどは無い。
しかし、陶酔したようなバンドの面々。
その後、TEAM ROCK、
さよならストレンジャーと音源を
聞いていくうちに感じていったのは
彼らの音楽と詩は不可分一体である
岸田氏の詩の魅力である。
彼は強い男だと思う。行動力もある。
そうでなければ音源なんてだせっこない。
しかしもともと強い男か?というと
そうではないと思う。
彼はもともとどうしようも無いくらい
弱く、臆病な男なのだろう。
しかしそこから「どうにかしなくちゃ」
というところに、彼らの詩の原点がある。
あえて彼らは詩の原点に
自らの強さの原点を持ってきているのだ。
おそらくそういう手法で
自分の弱さを見せ付けることは
彼なりのオーディエンスに対する配慮。
殆どの人はそんなに強くはないからだ。
音に関してはあれだけ先鋭的であっても
えらぶっている感じはしない。
弱者を受けていれてくれる音楽。
だからこそ僕らもすんなりと彼の主張を
受けとめられる。
くるりのファンはほぼ間違い無く、
音だけでなく、彼の主張を受けとめている。
えらそうに自分を語り、
中身の無い主張を押し付けるアーティスト。
主張やアーティスト自身は受け入れず、
ブームとグルーブのみに呼応する客。
一部で(あくまで一部)おおはやりのHIPHOPや
ミクスチャー、メロコア、スカコアシーンの
虚構はここには無い。
アーティストとファンの良好な関係が
そこにはある。
後輩の就活フォローから
2002年3月15日そんなこんなで、僕のところにも
話を聴かせて欲しいという好きモノが来ている。
特に僕は音楽/ファッション/スケートなどの
畑の出身であり、
この畑には(世間一般で言う)まともな
就職する人が少ないため、
社会人の先輩が少なく、
そういった子からのオファーが多い。
自己PRや志望動機をみて思うのが
みんな就職を機に変わろうとしてることだ。
それも変にまじめに小さく
まとまろうという傾向が強く、
急にエリート路線、コンサル路線
(あくまで路線)に行きたがる。
これは前記のような畑の出身者に意外と多い。
就職して変えなきゃいけない部分もあるけど
仕事で活かしていく部分ってやっぱり
今まで好き放題に培ってきた、
それこそ「自分自身」じゃないかなって思う。
いくつも又にかけて趣味があり、
そこで大した成果が残せてないと
自分が中途半端な人間に思えたりする。
1年前は僕もそうだったし。
でもそういった子にいってるのが、
「イチローは半端な奴か?」ということ。
答えは簡単、半端じゃない。
だけど細かく見てみると、
こいつはかなり足が速く、
かなり捕球ができ、
かなりバットに球を当てられる
奴だということで、
300年前に生まれていても
何の役にも立たなかったのだろう。
問題はそういった役立たずたちが
それでも自分たちの能力を認めさせようと
ゲームをつくり、リーグをつくり、
ビジネスに還元して、
自分たちの居場所を作り上げたってことだ。
「音楽+SKATE+お笑い+缶ビール」は
僕自身であり、それを認めさせるために
就職し、仕事をしていく。
「だからいくら中途半端に思えても
君は世界で唯一無二の存在になれる。」
なんてことをその子たちには言ってる。
まるで新興宗教の○○代表だ。
僕がぐずぐず代表になれるかなれないかも、
4月からの頑張りにかかってくるということか。
話を聴かせて欲しいという好きモノが来ている。
特に僕は音楽/ファッション/スケートなどの
畑の出身であり、
この畑には(世間一般で言う)まともな
就職する人が少ないため、
社会人の先輩が少なく、
そういった子からのオファーが多い。
自己PRや志望動機をみて思うのが
みんな就職を機に変わろうとしてることだ。
それも変にまじめに小さく
まとまろうという傾向が強く、
急にエリート路線、コンサル路線
(あくまで路線)に行きたがる。
これは前記のような畑の出身者に意外と多い。
就職して変えなきゃいけない部分もあるけど
仕事で活かしていく部分ってやっぱり
今まで好き放題に培ってきた、
それこそ「自分自身」じゃないかなって思う。
いくつも又にかけて趣味があり、
そこで大した成果が残せてないと
自分が中途半端な人間に思えたりする。
1年前は僕もそうだったし。
でもそういった子にいってるのが、
「イチローは半端な奴か?」ということ。
答えは簡単、半端じゃない。
だけど細かく見てみると、
こいつはかなり足が速く、
かなり捕球ができ、
かなりバットに球を当てられる
奴だということで、
300年前に生まれていても
何の役にも立たなかったのだろう。
問題はそういった役立たずたちが
それでも自分たちの能力を認めさせようと
ゲームをつくり、リーグをつくり、
ビジネスに還元して、
自分たちの居場所を作り上げたってことだ。
「音楽+SKATE+お笑い+缶ビール」は
僕自身であり、それを認めさせるために
就職し、仕事をしていく。
「だからいくら中途半端に思えても
君は世界で唯一無二の存在になれる。」
なんてことをその子たちには言ってる。
まるで新興宗教の○○代表だ。
僕がぐずぐず代表になれるかなれないかも、
4月からの頑張りにかかってくるということか。
就職2週間前
2002年3月14日さてぐずぐずは4月に就職。
一体どんな仕事に就くかというと、
一言でいえば「卸問屋」ということになる。
正式なジャンルでいえば「商社(専門)」となるが、
世間一般で言う「商社(総合)」とは
仕事内容、業務内容が随分違うし、
「問屋」のほうが親しみがあって
僕は好んでそちらの表現を使っている。
1年前就職活動し、
40戦6勝30敗4辞退という戦績を経て、
この会社を選んだ。
もはや最期は直感に頼って決めたのだが、
ここ1年の大不況で、
次々に大手企業が規模を縮小していくなか、
地道に規模を拡大している会社だ。
卸問屋といえども1兆円規模の企業で
ここ最近も業績を落とさないことから、
ここ1年で大分学生人気が高まったようで、
人事も大忙しのようである。
半年くらいまでは良く構ってくれていたが、
ここ1ヶ月はもはやそんな余裕もない無いらしい。
1年前の直感はとりあえず当たった。
(もう一つ迷ってた企業は大赤字を抱えている。)
これからもその直感が当たるように、
4月からは僕自身ががんばらんとね。
一体どんな仕事に就くかというと、
一言でいえば「卸問屋」ということになる。
正式なジャンルでいえば「商社(専門)」となるが、
世間一般で言う「商社(総合)」とは
仕事内容、業務内容が随分違うし、
「問屋」のほうが親しみがあって
僕は好んでそちらの表現を使っている。
1年前就職活動し、
40戦6勝30敗4辞退という戦績を経て、
この会社を選んだ。
もはや最期は直感に頼って決めたのだが、
ここ1年の大不況で、
次々に大手企業が規模を縮小していくなか、
地道に規模を拡大している会社だ。
卸問屋といえども1兆円規模の企業で
ここ最近も業績を落とさないことから、
ここ1年で大分学生人気が高まったようで、
人事も大忙しのようである。
半年くらいまでは良く構ってくれていたが、
ここ1ヶ月はもはやそんな余裕もない無いらしい。
1年前の直感はとりあえず当たった。
(もう一つ迷ってた企業は大赤字を抱えている。)
これからもその直感が当たるように、
4月からは僕自身ががんばらんとね。
あらためてぐずぐずデス。
2002年3月13日気持ちも新たに、ぐずぐずデス。
僕はこの3月、
楽しかった学生生活にピリオドを打ち、
企業戦士となる22歳デス。
ここ最近後向きな日記が多く、
もうすぐ就職ということで
大幅なリニューアルを施しました。
学生時代は
音楽/お笑い/SKATE/FASHON・・・
と、本能のままミーハ―な生き方をしていた為、
趣味範囲が異常に薄く、広くなってしまった。
その上4月からは仕事が始まり
そのことも書きたいなぁーと思い
ジャンルは「日常」とさせて頂きマス。
相変わらずパンクな更新ですが、
引き続き宜しくお願いいたしマス。
ぐずぐず
僕はこの3月、
楽しかった学生生活にピリオドを打ち、
企業戦士となる22歳デス。
ここ最近後向きな日記が多く、
もうすぐ就職ということで
大幅なリニューアルを施しました。
学生時代は
音楽/お笑い/SKATE/FASHON・・・
と、本能のままミーハ―な生き方をしていた為、
趣味範囲が異常に薄く、広くなってしまった。
その上4月からは仕事が始まり
そのことも書きたいなぁーと思い
ジャンルは「日常」とさせて頂きマス。
相変わらずパンクな更新ですが、
引き続き宜しくお願いいたしマス。
ぐずぐず
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